2010年07月20日

田んぼの様子

 毎日田んぼに行くたびに稲が成長しています。相変わらず水口は芳しくなありませんが、全体としては隣の農家の田んぼに追い付いているように見えます。(笑)まるでウサギとカメです。もちろん私たちの田んぼがカメ、最初はもうとても追いつけないのではないかと思うほどでしたが、茎の太さでは十分勝っています。

 やはり水の管理です。これが難しい。これまでの行政が進めてきた圃場整備をしてきた人たちの気持ちが分かります。棚田を維持管理してきた農家の方たちの苦労はやはり想像しがたい苦労だったに違いありません。この田んぼはとても一人では出来ないと思います。毎日田んぼに来れる人はいませんが、何かあったら大勢の人が関わってくれる事は、人力に頼る事が多いい棚田では大変重要ですね。昔も、部落総出でいろいろな普請をしたのでしょう。

 私たちは、現代版「結い」の集まりとでも言えるでしょう。
posted by 水土の考現者 at 07:30 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年07月18日

田んぼの様子

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早植え、遅植えの比較田んぼ          早植え        遅植え

 このところの気温上昇で一気に分結し始めました。早く植たものと遅く植たものと違いがありますがこれからどのようになっていくか興味しんしんです。しかし早うえも遅うえも根もとの茎はしっかりしています。写真でご覧のように開帳型で良い姿をしています。

 今日は仲間なの田んぼを二つ見た来ましたが、牛島、梅の里田んぼは比較にならないぐらいズバらしく、欠の上が貧相見えますが、久野の棚田とすればそんなに卑下することもないと・・・

 まあ、これから又、様子も変わってくるでしょう。今年はすべての田んぼの様子を観察することが第一です。

 

posted by 水土の考現者 at 19:08 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年07月09日

田んぼ、畑いろいろ

 田んぼは、水漏れが2日に1回はあります。昨日、一昨日と2日朝の見廻りを怠ったら、一部に水が干上がりひびも割れていました。粘土分の多い、平地の田んぼでは中干しをしてひび割れるまでに4,5日はかかるでしょう。しかし、欠の上ではシルト質状(粘土より粗く砂より粘土分が含まれた土質)の土が現れます。左官屋としてはたたき土間にもってこいの土ですが、田んぼではだめです。まあ30年以上放棄され、尚且つ山合いの棚田なのですから仕方がないですがこれから粘土層を形成するのに何年もかかることでしょう。

 おかげで、草はほとんど生えていません。
でも、毎日田んぼの様子を見ていると、来年の水の経路が見えてきます。今年は秋起こしとともに水路の整備を再びすることにします。幸いだったのは、水は十分確保出来ることが分かったことです。

 畑はささむらさんの平和活動の為の畑の生り物が良くできています。枝まめが出来たら納涼大会をしようと言っていますからこちらは楽しみです。

 棉の畑は、全く肥料気がなく苗は大きくありませんが、それでもなんとか伸びてきました。梅雨が明ければ一気に大きくなることでしょう。

 棉の畑の隣では、Yさんがアイを育て、Iさんはトウモロコシ、ネギ、ゴマを撒きました。アイは荒れ地でも元気に育っています。
その他はちょっと、ちょっとですね。
でもめげずまだ空いているところに大豆を植えます。 
 
 まず、今年は収穫を問わず、只耕運を問うです。これは私の人生に多大なる影響を与えていただた塾の先生が学生の頃(大正時代の話)、中国からいらした農学博士の講演会で聞いた言葉だそうです。「不問収穫 只問耕運」(だったかな)さすが中国人てすごいと思います。日本は明治以降中国を超えたと思っていたことでしょうが、近代農業の行き詰まりを思うと、中国の思想の深さを改めて思い起こします。

 でも日本人にも市井の研究者には大変素晴らしい人がいるのですが、アカデミーからは全く評価されません。自然農法の先駆者は皆アカデミーに関係ない人ばかりです。おかしなことに海外ではものすごく評価されている人たちがいます。
 日本のアカデミーは欧米に追従しているのでもない、変な構造ですね。まあ、怒られるかもしれませんが、時代の政治と経済に支配されているのではないかと思います。独立性、独自性に弱い。素晴らしい先生は一杯いるのにと思うことしばしばです。アカデミーに所属していないものが言うことではないか・・・


 今日は、思いつくまま田んぼや畑の事を書き綴りました。
posted by 水土の考現者 at 18:50 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年06月30日

新月伐採の搬出作業始まる

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 久しぶりに新月伐採の話です。
 昨年12月の新月前に伐採した木の搬出作業が秦野森林組合組合員の山で始まりました。新月伐採は”新月の木国際協会”が定義する伐採方法です。簡単に言うと冬期10月下旬から1月下旬までの新月前1週間までに伐採し、枝葉をつけたまま4ヶ月以上枯らしてから出材する方法です。(もっと細かい定義はありますが、そこは、協会のホームページをご覧ください。)

 秦野では4年前から秦野森林組合さんの協力のもと取り組んでいます。昔から、洋の東西問わず言い伝えとして言われてきたことですが、定義があいまいでその伐採方法の検証はオーストリアのエルビン・トーマ氏が始め、その後日本で、この協会が8年前から検証してきました。オーストリアではこの時期に伐採された木材は最高ランクの評価が付いているそうです。

 秦野では、やはりトレサビリティーの確立、伐採後の保存管理が課題でした。これにはどうしても現場で働くひとの意識改革が必要で、厳しい単価で働く請負業者からすれば、「そんな面倒な事してられるか」と思うのが普通なのです。解決方法は、手間に見合う金額で引き取りつつ、ユーザーに価格転嫁せず、通常の価格に近い金額で出せる事が課題でした。
 
 工務店の協力もあり、林業者も製材業者もなんとか見合う金額になり、やっと軌道に乗りつつある現状です。そうゆう状況の中、現場側もこの取り組みに理解をしてくれるようになり、今年の搬出にこぎ付けました。

 不思議なものです。今回、そうゆう気持ちが材の質にも現れているように思います。通常この時期まで山に木を置いておけば間違いなく虫に無残に食い荒らされてしまいます。まして、ヒノキ材では葉枯らしでも2カ月までと言うのが常識とさています。しかし、写真で見るように虫の付き方はごくわずか、皮はぴたりと木につき虫を寄せ付けないかのようです。通常でしたら梅雨を迎えれば皮はベロンと剥け、虫は食いたい放題です。私たちはそれでも、倒した方角、下向きか、上向きか、枝付きの状況、倒した時に身割れしたかしないかなどを見、どのような方法がベストか検証しています。

 そのようにして最高の方法を導き出す作業を続けてきました。でも、すべてが理想的に伐れる訳はないのです。ですからその木の立っていた時の状況から伐採し搬出、製材までの情報を記録し、ユーザー(この場合は職人)にその情報を手渡す事が大事で、そこまでの流れを作ることが理想です。
 この考えは林業界でも、精密度林業として提唱され、先端技術として欧米でも検証されている段階で、日本でもこの取り組みを提案している先生もいます。

 まだまだ、課題はありますが、自然のたまものである木材を工業技術で接着材の塊にして使うより、自然のもつポテンシャルを最大限引き出す技術こそ、これからの環境共生社会にとって必要な技術です。

 長くなりましたね、これから搬出、製材までの流れを随時報告していきます。

 
posted by 水土の考現者 at 21:29 | TrackBack(0) | 月と農、森林、海

不思議なこと

 水管理には大変苦労をしていますが、昨日(6月29日)当たりから大分全体の水量が平均化してきました。何故なのか分かりません。

 もうひとつ大変感動的かつ不思議な現象ですが、昨日朝1番の苗の状況はとてもまだ心もとない状況で、一番早くに植えた苗は葉がだらんとしてこのまま萎えてしまうのではないかと思うぐらいでした。しかし、夕方に行くとピンと立っていました。たった半日で何が起こったのだろうと思います。今日の朝見てもやはりシャンとしています。ふしぎです。他の苗もしっかり根付いた感じがします。

2010年6月28日(月) 旧 5月17日(先負) 大潮(月齢 15.7)
満潮  4:52 174cm
干潮 12:07 20cm
満潮 18:53 170cm


2010年6月29日(火) 旧 5月18日(仏滅) 中潮(月齢 16.7)
干潮  0:15 102cm
満潮  5:29 173cm
干潮 12:39 26cm
満潮 19:22 168cm
http://shinsyuumaru.com/sio/2010/sio1006.htmlから)

大潮から中潮に変わったことなどが関係するのでしょうか、これからは新月に向かい、植物の成長は根に向かうようですからその分岐点だったのでしょうか。これからは分結の様子を観察してみることにします。

 写真が撮れなかったのは残念ですが、観察の記録だけは記しておきます。
posted by 水土の考現者 at 07:41 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年06月27日

棚田の水管理の難しさ

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 棚田の水管理の難しさがここへきていろいろ弊害を生み始めています。10枚あるうちの8枚が一つの水路から順次下へ流れてい行くシステムになっていますが、案の定、今年複田した棚田なので粘土分がなく、ざる田になってしまっています。まあそれだけではありませんが、目に見えないところで相当ロスしている水があります。
 一番下の田に水をやろうとすると一番上の田は深くなりすぎ、さらに水温が低い状態になってしまいます。やはり一番上は最初から水溜めにしておいた方が良かったようです。

 水が抜け土が現れたところは雑草の芽が出は始めます。全体としてはほぼ水田の雑草はなく、今年は除草は楽そうですが。これからのことを考えると田の水管理、圃場の平均化は作業としていろいろ工夫が必要です。

 もうひとつ写真で見るように小バエ?のよなものが水面に浮いていますがこれはおそらく土の状態が良くない現れなのでしょう。
 
 耕運の時期が悪かったと推測しています。いつもは船原方式で田植え直前に田起こしをするのですが、いろいろ水の溜まり具合等を見る必要の為に2週間前から起こし始めました。これが良くなかった。以前に炭素循環を説いてあるいる方に見ていた時に、(5月の連休中に)「すぐにあら起こししなさい」と言われたいたのですが、クローバーの種を取る関係でぎりぎりまで起こさない選択をしました。けれど結果中途半端に早くやってしまったので、草が分解しきれないうちに水が入り腐敗してしまったのです。

 粗起こしをいつやるかのタイミングの重要さを改めて感じました。そして水の周りが入り口と出口の関係で良くないので隅の方で水が滞るところが出てしまい、ますます腐敗が進んでしまう危険があります。流し水はしたいが水温が低い。そして一番下は水は来にくい、水位は下がりやすいときていますから、ここらで水路の再整備をするしかないようです。

兎に角一筋縄ではいかない田んぼです。先人の苦労もよく分かりました。
posted by 水土の考現者 at 16:18 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年06月23日

田んぼの水量

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 右側の田んぼは水位が下がり、左側の田んぼは満杯状態。毎日水位調整に苦労しています。棚田はちょっと油断していると、水位が下がり、かといって流量を多くするとオーバーフローする恐れがあり畔が壊れます。

 写真を見て「苗が見えない!」と思う方もいるでしょう。確かに、でも水没していても案外成長して来るようです。まあ、浮き苗もあるのでこれから補稙は必要ですが。

 真ん中の写真はカメムシです。カメムシは、稲の葉や茎から汁を吸います。茎が茶色に変色し、穂になる肝心のところが枯れるともう穂は出ません。山が近くにある田んぼにはこの被害がおおいいようです。対策は木酢液散布や畔にハーブを植えると良いとネットにありました。今年は雑草は少なそうだけど、害虫被害は大いいかも。
posted by 水土の考現者 at 17:51 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年06月22日

田植え終了!

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 6月20日田植えを無事に終えました。総勢60人ぐらいになり、初めての人が半数う以上、子供もいてどうなるかと心配でしたが、心配は当たらず、大勢の力が最後はもの言う手植えの作業でした。
 田植え直後にUPしようと思ったのですが、作業のことばかり考えて一枚も写真を取れず、皆との記念写真も取れませんでした。
なんとか写真を撮った方に写真をいただいて今日になってしまいました。
 
 複田された新しい田んぼです。これからどのように変わっていくのか、これから田んぼの様子を報告していきます。
posted by 水土の考現者 at 07:34 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年06月18日

代掻き終わり!

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 下の段2枚に水がたまらず大変苦労しました。まる2日掛け下段の2枚に水がいくようになり、今日は強引に代掻きをしました。まだ水のいかないところも代掻きを始めると徐々に水がたまり始め半日かけやっと代掻きが出来ました。大きな石がところどころにあり、そのたびに耕運機が「ガタガタガタン、ゴゴン、ゴゴン」と音がして冷や汗ものでした。
 しかし、バックで土寄せをする技術も出来るようになり、上手とは言えませんがかなり耕運機の使い方が慣れてきました。

 ああ、これで田植えが出来ます。明日は苗取りをし、水口の補強、補修をし田植えに臨みたいと思います。

追伸
 Yさんがいつも一緒に作業をしてくれたのでなんとかここまで来た感じです。女性陣も土手の草刈りをしてくれたり、一人では分かっていても手の回らないところの作業をしてくれたので、周りから見ても美しい田んぼになりつつあります。
これからは水の管理が問題、うまく運転出来るようになるまで、まだ、まだ一苦労ありそうです。

posted by 水土の考現者 at 18:40 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年06月15日

実験たんぼの田植え

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田植え               まだ耕していない田の種とり

 4月11日新月前に種まきしたものと、4月25日満月前に種まきしたものを6月12日新月の日に田植えをしました。2枚の田んぼ半分に、そのまた半部に2種類の苗を分けて植えました。
苗には明らかな違いが出ていました。これはSさんにも、K農学博士にも違いを比べて見てもらい優位差を確認してもらっています。
これから20日には同じように残りの半部にまた植えます。

どのような違いが出るか楽しみです。この報告は11月の新月の木国際協会研究発表で報告します。


posted by 水土の考現者 at 21:50 | TrackBack(0) | 田んぼや畑