2015年07月31日

今年の田圃IN小田原市下大井

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 今年の田圃は約5畝なので、1人でも楽にできる規模です。田植え以外は草取りも、草刈りも一人でこなしていますが朝6時ごろに行って約1時間ぐらい作業をするだけです。それもこの頃は水の見回りだけでほぼすることはありません。
稲もとても順調です。
 変わったことと言えば今年の田圃にミネグリーンという土壌改良剤を撒いたことです。いろいろな種類のミネラルが自然に入っている貝化石という岩石を粉砕したものです。使ってみて分かったことは土壌が腐敗しにくいことでしょうか。

ずっとブログをさぼっていたのでそろそろ復活します。
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2011年07月22日

ユンボの威力

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 ユンボの威力はすごい、同時にこのユンボを自在に操るホダさんはもっとすごい。農業者でもあるので荒れ地の再生には欠かせない人だ。そうだ、荒地の状態を写真に撮るのを忘れた。写真の記録が苦手!でつい大事な写真を忘れてしまう。まあ、どれだけすごいか現場を見なきゃ分からないけれど。

今日は、丸太の玉切りもできて、製材所に少し運べることができた。

 この材料でツリーテラスを作る、僕らは物見やぐらと言うことにした。なぜなら、この制作には小田原城を木造で建て替えるぞ!と立ち上げた小田原城木造普請の会(仮称)の協力によって作るからだ。そう、ここから、コンクリートのお城を壊し、10年先には木造に建て替えようという野望を果たすための最前線基地1号。ここを皮切りに石橋、曽我と第2、第3のやぐらを作って伝統構造ってすごいなと思わせる。そうやって外堀を埋めていく作戦なのだ。 ムフフフ。

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2011年07月17日

立待月

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 今日は立待月、しかし、月齢は15.8日でほぼ満月に近い。朝5時に田んぼに行ったのでナイスショットになった。朝日が少しあたりはじめ、月がぎりぎりカメラに収められた。

 田んぼはというと、今は毎日ガンガン生育している。いくらでも水ほしいと言っているようだ。
みんなの働きでコナギもかなり除草できている。もうここまでくれば稲の一人勝ちといったところ。
これから出てくる雑草も気にならない。

 月のことを言うと科学的でないという人がいる。そう言う人はもっとも迷信に騙されやすい人と言えるだろう。現象と照らし合わせその原因をつきとめることが科学だろう。
農業を科学するということは面白い、けれど科学すればするほどわからなくなるし、答えも出ない。
田んぼを見回りしていて何かを感じるとることが大事だが、それができないと手当てが遅れる。いつでも感覚を研ぎ澄まし田んぼに向き合うことだと思う。と言いつつ、今年は放射能のことばかり気になり何か気がそぞろだ。今年の田んぼもそのようになっている。不思議だ。いや、当たり前か。
しかし、ほかの人が随分ホローしてくれているので助かっている。もし自分だけでしていたら、きっとどうしょもない田んぼになっていただろう。情けない。

posted by 水土の考現者 at 07:42 | TrackBack(0) | 月と農、森林、海

2010年08月07日

水無月 27夜

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 今日は水無月(旧暦6月)27夜です。まだ旧暦では6月なのです。朝早く目が覚めたので、折角だから朝の月を撮りに田んぼに行きました。写真で見る以上に月は大きくクッキリと見えました。

 潮名は若潮です。田んぼは今中干しをしているところです。植物は夜に細胞分裂を起こすそうです。(北大と帯広畜産大の研究論文がある)このころ植物は根の成長へ向かうと言う説があり、これと夜に細胞分裂する話と符合すると私は思います。つまりこのころ月はは太陽の側にあり夜の引力は地に向かっていると考えればおのずと根の成長が促進されると考えるのは自然のように思います。

 元漁師が、新月に向かう頃中干しをする方が水抜けが良いと言っていました。水がなくなれば根は水を求めて下へ下へと根を伸ばすでしょう。引力の助けもあり、稲はがっちり根を張り次のステップである出穂に向けて準備万端整うでしょう。その後、月が満月に向かう時に水やりをすればよい穂がつくと考えました。、実験田んぼでは1枚、水を抜かないでいます。以上の仮説が成り立つのか、さてさて、結果はいかに。
posted by 水土の考現者 at 06:47 | TrackBack(0) | 月と農、森林、海

2010年06月30日

新月伐採の搬出作業始まる

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 久しぶりに新月伐採の話です。
 昨年12月の新月前に伐採した木の搬出作業が秦野森林組合組合員の山で始まりました。新月伐採は”新月の木国際協会”が定義する伐採方法です。簡単に言うと冬期10月下旬から1月下旬までの新月前1週間までに伐採し、枝葉をつけたまま4ヶ月以上枯らしてから出材する方法です。(もっと細かい定義はありますが、そこは、協会のホームページをご覧ください。)

 秦野では4年前から秦野森林組合さんの協力のもと取り組んでいます。昔から、洋の東西問わず言い伝えとして言われてきたことですが、定義があいまいでその伐採方法の検証はオーストリアのエルビン・トーマ氏が始め、その後日本で、この協会が8年前から検証してきました。オーストリアではこの時期に伐採された木材は最高ランクの評価が付いているそうです。

 秦野では、やはりトレサビリティーの確立、伐採後の保存管理が課題でした。これにはどうしても現場で働くひとの意識改革が必要で、厳しい単価で働く請負業者からすれば、「そんな面倒な事してられるか」と思うのが普通なのです。解決方法は、手間に見合う金額で引き取りつつ、ユーザーに価格転嫁せず、通常の価格に近い金額で出せる事が課題でした。
 
 工務店の協力もあり、林業者も製材業者もなんとか見合う金額になり、やっと軌道に乗りつつある現状です。そうゆう状況の中、現場側もこの取り組みに理解をしてくれるようになり、今年の搬出にこぎ付けました。

 不思議なものです。今回、そうゆう気持ちが材の質にも現れているように思います。通常この時期まで山に木を置いておけば間違いなく虫に無残に食い荒らされてしまいます。まして、ヒノキ材では葉枯らしでも2カ月までと言うのが常識とさています。しかし、写真で見るように虫の付き方はごくわずか、皮はぴたりと木につき虫を寄せ付けないかのようです。通常でしたら梅雨を迎えれば皮はベロンと剥け、虫は食いたい放題です。私たちはそれでも、倒した方角、下向きか、上向きか、枝付きの状況、倒した時に身割れしたかしないかなどを見、どのような方法がベストか検証しています。

 そのようにして最高の方法を導き出す作業を続けてきました。でも、すべてが理想的に伐れる訳はないのです。ですからその木の立っていた時の状況から伐採し搬出、製材までの情報を記録し、ユーザー(この場合は職人)にその情報を手渡す事が大事で、そこまでの流れを作ることが理想です。
 この考えは林業界でも、精密度林業として提唱され、先端技術として欧米でも検証されている段階で、日本でもこの取り組みを提案している先生もいます。

 まだまだ、課題はありますが、自然のたまものである木材を工業技術で接着材の塊にして使うより、自然のもつポテンシャルを最大限引き出す技術こそ、これからの環境共生社会にとって必要な技術です。

 長くなりましたね、これから搬出、製材までの流れを随時報告していきます。

 
posted by 水土の考現者 at 21:29 | TrackBack(0) | 月と農、森林、海

2010年01月12日

竹を伐る

 昨年の続きで竹林の整備を兼ね今年のハザ掛け用の竹を1月9日、10日で行った。天気に恵まれ、作業をしているとシャツ1枚でも大丈夫なぐらいだった。それにしても枯れた竹の整理は思っていた以上に大変で当初1日で終わる予定だったが約24人工で丸々3日掛ってしまった。(もっとも作業時間は2時間半だが)一人ではやる気がしない作業、短い時間で大勢でやったから出来たと思う。おかげできれいな竹林になり、夏にはそこで涼めるところとになるだろう。ハザ掛け用の竹を伐ることも出来た。もちろん新月前の伐採だからカビや虫がつかないことを期待している。

 10日は26夜で、その日の早朝寒のもちをついた。朝5時半、まだ日の明けやらぬころ10時の方向に三日月の反対の掛け方をした月が出ていて実に神秘的だった。寒の餅はかびにくいと言う。やはり水なのだろうか、このころ汲んだ水は1年中腐らないとも言い、大工は昔から墨壺の水をこのころ汲んだ水で1年間使うらしい。

 さて、竹は今では厄介者で、足の踏み場もないところばかりだ。そんな竹藪はだれも片付けようとはしない。一度竹藪の整理をやってみるがいい、今回のように竹をどうしても必要とするのでなければ2度とやる気にはなれない。でもこの竹が何かの役に立つ秘策があれば竹藪もよみがえるだろう。当たり前だが・・・
 
 今年は竹の使い道をいくつか考えている。そのための実験をやってみたいと思っている。内容は秘密だが事業化出来れば地域環境の再生の一助になるだろうと思う。
 

 
posted by 水土の考現者 at 17:33 | TrackBack(0) | 月と農、森林、海

2009年07月23日

日蝕を写す!

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 偶然にもS邸にお邪魔をしているときに池に写る日食の撮影に成功しました。S夫人が「日食が見えるわよ!」と言うので打ち合わせは放り投げて外へ出ました。すると薄雲が幸いしてメガネなしでも日蝕が見れたのです。しかし、写真に収めよと思うとこれがうまくいきません。全体にぼやけてしますのです。その時に、また、S夫人が「池にも写っているわよ!」と言うので池に行ってみるとクッキリと池に写っているではありませんか。夢中でシャッターを切りましたが、焦点が稲にあってしまいこれもうまくいかなかったのですが、望遠を最大にして月だけに絞り込むと、一瞬月に焦点が合い見事に日蝕の写真を撮ることができました。
 
 ところで、インターネットでは動画も配信されていました。今思えば動画でも取っておけばよかった。でも、写真を取れただけでも今年は何かいいことがあるかも。

 左端の写真は拡大すると月が欠けているのが分かります。

 真ん中の写真は同じ池に生えているハスにシオカラトンボが止まっているところです。
posted by 水土の考現者 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 月と農、森林、海

2009年06月30日

月の田んぼを始めるきっ掛け

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 そもそも月の田んぼをやってみたいと思ったきっ掛けは、冬期の新月前に木を伐採すると割れない、狂わない木材になるという話の本の出版に始まります。
 このことは、オーストリアで森林官(翻訳では営林署員とありますが日本のそれとは大分イメージが違うようです)をしていたエルヴィン・トーマの本によって紹介されました。そこでこの本を出す前に出版社の社長から、ゲラを読ましてもらい、どう思うか尋ねられました。私は即座にあると思うと答えたのですが、それには訳があり、「社長のところから出した本に同じことを言っている本がある。そして、その人から月の満ち欠けの話を聞いた」と言いました。
 社長は、ならば本当かどうか実験すると言い、2002年に2本んのミズ木を自らの手で伐り倒したのです。私はその後処理、つまり葉枯らし(約5ヶ月)玉切りにして約2カ月山に放置した後、(友人の製材所に頼んで)製材をする作業をしました。この試験伐採で新たな発見がありました。カビの発生が明らかに違うことです。これにはその後、オーストリアのトーマのところへ行った時にも見せて彼も大変驚いたのです。
 この発見は、その後いろいろなアイデアにつながることになるのです。(ただいま検証中)
 このような切っ掛けから、今に至るまで新月伐採の検証をすることで、いろいろなことが私の中で今まで疑問に思ってきたことが氷解するようにわかってきたのです。当然農産物についても言えることだと思うことに時間はかかりません。これも確か30年も前にシュタイナーのことを少し勉強する機会がありその後シュタイナー農法(バイオダイナミック)を知った時から気にかけてきたことです。

 バイオダイナミックは別として、新月伐採をすることからいくつかの具体的な確信が見えてきたので、どうしても田んぼでやってい見たい欲求が高まっていきました。ここでも、出版社の社長が刈り取り時期と、葉干しの方法を独自の理論に基づいて実験してみた結果3年前に刈り取った満月前と新月前の米に見事な違いが出たのです。満月前の米はコクゾウ虫にタコつぼのように食べられ、新月前のお米は何ら被害がなかったという報告でした。

 *本の紹介 「木とつきあう知恵」エルヴィン・トーマ著
       「健康学雑録」古久保宇吉著 絶版 古本あり
       いずれも地湧社刊

 そこで今年は籾洗いから種まき、田植えに始まって中干し、刈り取りまで自分の思うところのお米を作ってみたいと決心したのです。
posted by 水土の考現者 at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 月と農、森林、海