2010年01月03日

今年の抱負

 昨年「農的暮らしの住まい」と言うことで提案を行ったが実際の計画は進まなかった。相談はあったが、建築コストの見積もりでは要望の増加と予算が合わず計画が流れてしまった。やはり農業を本格的に暮らしの中に取り込む人は資金が潤沢ではないことが大きなネックだ。

 まずは農地を確保するのがやっとで住宅の手当てなどとても及ばない。結果は借家で我慢するしかないのが現状だ。考えてみれば農地に隣接するところに住居を建てられるのは農業資格を持つ人たちでなければ無理だし、建てられる条件がそろっていれば農家にとっては不動産資産になるので普通の住宅開発になってしまい、結果安くは手に入らない事になる。

 結局建築コスト以上に農地付住宅を取得するには不動産価値のない中山間地域でなおかつ限界集落でなければ容易ではない。
でもそれでは若い世帯が最低限の生活を確保するのも難しい。そんなところを過去にいくつも見てきた自分としてはそこに明るい展望など見出せない。

それでもなんとか「農的暮らしの住まい」のテーマを現実のものに実現させたいと思う。

今年の抱負

 まず、「何故、どうして」という分析は最近の農山村地域問題に関する論文には秀逸なものが多くみられるようだ。私の息子の卒論が農山村地域の問題と将来展望をテーマにしたので、一緒に勉強することが出来、今後の農的暮らしの住まいの展望を開く参考になった。

 言えることは地域ごとに条件が違い解決方法も様々であること、制度が問題であることもあるが制度の壁を超える工夫によって新しい展開を開くことも出来ると言うことだ。
 
 問題解決の糸口として、やはり個別対応は無理なのでコーポラティヴハウスの手法での対応を模索する1年としたい。小田原地域でも農地隣接地域に住宅開発の手が伸びているが思うように売れていないのも事実だ。農村地域にこれ以上既存ハウスメーカの住宅コンセプトを必要としない。しかし、それには土地の開発行為から始めないと思うようにはならないだとすると現時点では共同で土地を購入したてるしかない。しかし、前にも言ったようにお金のない人たちだけではそもそもが始まらない。なのでこれから勉強しなければならないのは、投資家を募って出資してもらうことだ。

ちょっと時間がなくなった。この続きはまたにする。 
posted by 水土の考現者 at 14:45 | TrackBack(0) | 農的暮らしの住まい

2009年10月07日

進展?

 農的暮らしの住まいの提案で家を建てたい人が現れ実現の方向で進展しています。しかし、最終的に土地の取得が確実になることが先決なのでゴーサインが出た訳ではありませんが、話が決まれば、家づくり塾を開きたいと思っています。

呼びかけの文章を作ってみました。

                伝統木構造の家づくり塾
             第1回テーマ―農的暮らしの住まい―

 伝統木構造と言うと、神社仏閣や古民家を思い浮かべ、新築で建てるのは難しいと思う方が多いでしょう。それは、職人の作る家づくりから、工業生産された部材の組み立てによって建てられる住宅が主流になってしまった現在においては、無理からぬことです。しかし、伝統木構造は、過去のものや特殊なものではなく、住宅の室内環境や地域の素材(木、竹、藁、土など)を使うことでCO2削減の効果などを考えると、これから到来する循環型社会にとっては、より発展させて残していくべき建築工法です。それでも、今では一般の方のみならず、プロであっても伝統木構造の意味や方法が分からなくなっているのが現状です。
そこで、今回の企画は、素人で家づくりを自分の手でしてみたいと思っている方、あるいはプロであっても1から勉強してみたいと思っている方を対象に、伝統木構造を支える素材の調達から、加工プロセスまでを実地体験できるようカリキュラムを組みます。
 
 目指すべきことは、100年以上使い続けることのできる住まいの価値は何なのか、実物の家を作る作業に参加しながら実感してもらうことです。

 農的暮らしの提案は、出来るだけ自給を目指す暮らし方です。農作業途中でも土足のままお昼や休憩が出来る土間があることや、収穫物を干すための十分な軒先など農的暮らしに合う家づくりをコンセプトにしています。

 長くなりましたが、正式に決まりましたら募集します。
posted by 水土の考現者 at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 農的暮らしの住まい

2009年08月04日

大豆の発芽率

IMG_2450.JPGIMG_2447.JPGIMG_2448.JPG
花崗岩の砂            優                 良
 
 8月1日大豆をの補稙をするが、前回発芽がそろわないということがあり、種を選別して発芽率を調べてみた。主観で優、良、可、キズあり、小粒、土壌を花崗岩の砂としたものとに分けた。発芽率だけで言うと優84% 良64% 砂92% 砂のトレーは大豆の種の良し悪しに関係なく良く発芽している。しかし、その後の成長はあまり良く大豆の良し悪しで差がでる。
 
 種の良し悪しが発芽成長にも影響することは確かだったが、Sさんの苗を見ていると土(山土)の方選定も大事だと思う。私の土はSさんと同じだが土を篩にかけ、もみを混ぜた。Sさんは何もしない山土のままだ。Sさん曰く肥料気がないものの方が良いと言う。確かに山土は肥料気はないがミネラルは豊富だろうと思う(地域、場所によりミネラル分布は違うだろうが)

 また作業をして思ったが、個別トレーは苗を取り出しにくい来年は平トレーにするとしよう。

posted by 水土の考現者 at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 農的暮らしの住まい

2009年06月22日

伝統木構造の家

 農的暮らしに欠かせないのが住まいです。しかし、新規就農者には農作業するだけで精いっぱい。とても住まいまでは手が届きません。

 仮に土地を手に入れても、上物となると限られた予算の中では思うようになりませね。まして、昔の農家のような伝統木構造の家は全く現実味がないと思う人が大半でしょう。
 
 そこで考えました。小さくてもいい、自分たちでハーフビルドをして1千万円で建てられないかと。そんな提案を「NPO伝統木構造の会」(私も会員)の人たちに投げかけたところ建築家や伝統木構造で建てている大工さんなどで作る住宅研究会(まだNPOの中では任意のグループ)で取り上げてくれ、そしてすでに4件のプランが提案されています。
 
 コンセプトは、土間のある家
        金物を使わない可変性のある空間を作る。

 
 まあ、昔の田の字プランですが、そこはそれぞれ建築家によって違った工夫が見られます。どれもいいので迷ってしまいます。

 興味あるかたは(すでにたてた人でも)ぜひお問い合わせください。できればまとまった土地をコーポラティブで建ててみたいと思っています。

(図面は著作権があるので公開できませんが、いずれ非公開でメンバーを募り当面web上でやり取りする計画ですが、ネット環境作りに慣れていないので少し時間がかかります。^^;)

 専業の農家を目指さなくても、農的暮らしを目指したい人を募集します。

 
posted by 水土の考現者 at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 農的暮らしの住まい