2009年06月30日

月の田んぼを始めるきっ掛け

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 そもそも月の田んぼをやってみたいと思ったきっ掛けは、冬期の新月前に木を伐採すると割れない、狂わない木材になるという話の本の出版に始まります。
 このことは、オーストリアで森林官(翻訳では営林署員とありますが日本のそれとは大分イメージが違うようです)をしていたエルヴィン・トーマの本によって紹介されました。そこでこの本を出す前に出版社の社長から、ゲラを読ましてもらい、どう思うか尋ねられました。私は即座にあると思うと答えたのですが、それには訳があり、「社長のところから出した本に同じことを言っている本がある。そして、その人から月の満ち欠けの話を聞いた」と言いました。
 社長は、ならば本当かどうか実験すると言い、2002年に2本んのミズ木を自らの手で伐り倒したのです。私はその後処理、つまり葉枯らし(約5ヶ月)玉切りにして約2カ月山に放置した後、(友人の製材所に頼んで)製材をする作業をしました。この試験伐採で新たな発見がありました。カビの発生が明らかに違うことです。これにはその後、オーストリアのトーマのところへ行った時にも見せて彼も大変驚いたのです。
 この発見は、その後いろいろなアイデアにつながることになるのです。(ただいま検証中)
 このような切っ掛けから、今に至るまで新月伐採の検証をすることで、いろいろなことが私の中で今まで疑問に思ってきたことが氷解するようにわかってきたのです。当然農産物についても言えることだと思うことに時間はかかりません。これも確か30年も前にシュタイナーのことを少し勉強する機会がありその後シュタイナー農法(バイオダイナミック)を知った時から気にかけてきたことです。

 バイオダイナミックは別として、新月伐採をすることからいくつかの具体的な確信が見えてきたので、どうしても田んぼでやってい見たい欲求が高まっていきました。ここでも、出版社の社長が刈り取り時期と、葉干しの方法を独自の理論に基づいて実験してみた結果3年前に刈り取った満月前と新月前の米に見事な違いが出たのです。満月前の米はコクゾウ虫にタコつぼのように食べられ、新月前のお米は何ら被害がなかったという報告でした。

 *本の紹介 「木とつきあう知恵」エルヴィン・トーマ著
       「健康学雑録」古久保宇吉著 絶版 古本あり
       いずれも地湧社刊

 そこで今年は籾洗いから種まき、田植えに始まって中干し、刈り取りまで自分の思うところのお米を作ってみたいと決心したのです。
posted by 水土の考現者 at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 月と農、森林、海
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