2011年01月04日

お正月は2月3日?

 脱穀の記事以来の記事ですが収穫は反8.8俵と思った以上に取れました。土がまだできていないので味は最高!とは言えませんでしたがそれでも高温障害にもめげず、そこそこ美味しいお米ができました。
 
 ところで今日は旧暦のお正月についてです。この数年旧暦のお正月を迎えるようになってから現代(明治6年以来ですが)のお正月に違和感を覚えるようになってしまいました。何故なら、旧暦でのお正月の方が季節感があるからです。お正月に限らず他の歳時でも旧暦で行う方が理にかなっています。

農作業でも旧暦の暦に合わせた方がより的確な作業が出来ると実感しつつあります。

 例えば「迎春」と言いますが、この時期春を感じさせるものはわずかに水仙ぐらいでしょうか。しかし、約1ヶ月ずれる旧暦のお正月なら、まさに、「梅一輪一輪ほどの温かさ」を実感出来ます。
睦月と言う語源にも、稲籾をはじめて水に浸す月「実月(むつき)」が転じたと言う説があるらしいですが、まあちょっと早いような気もしますがそれでも今の1月に籾を水に浸けると言うことはありませんからあながちこの説を否定は出来ません。しかし、いずれにせよ2月も中旬過ぎるるともう農作業の準備は始めます。旧暦では小正月は15日満月に日なのです。旧暦ではこの15日までが「松の内」と言うことなので農耕人としてはここから仕事始めとすれば実に理にかなっていると言えます。

 月の暦は太陽の暦とづれますが昨年は一昨年閏月もあってことしより11日遅い正月でした。
そのため、私の田んぼ作業も一昨年より遅い作業になったのですが、田植えにしろ、稲刈りにしろ
他の田んぼよりとずっと遅いので大丈夫かなと心配もしました。でも、結果として今年の高温障害でも大きな被害が出ずにすんだと思っています。
もちろん棚田と言うこともあり水温が上がりすぎなかったことは最大の要因ではあったでしょうが、それでも中干しにしても稲刈りにしてもすべてタイミングが良かったと思っています。

まだまだ、月と生命の関係を解き明かすことは出来ませんが、今後も実証実験を意味はあるなと思っています。
posted by 水土の考現者 at 18:28 | TrackBack(0) | 雑記