2010年07月26日

7月26日 田んぼの様子

 相変わらず水管理は大変です。この2,3日安定して来たなと思ったら今日は水の供給が不足気味でした。原因を調べたら河川の水量が減っていました。ニュースではあちこちで豪雨の報道がありますが、この小田原は梅雨もどちらかと言えば空梅雨でした。梅雨が明けてからはほとんど雨らしい雨がありません。
畑ではスベリヒユが蔓延ってきました。このままだと水不足になるのか、小田原で水不足など経験した記憶がないのでどうなるか予想がつきません。

 しかし、田んぼをやっている以上水が来ない状況は、周りとの関係に良くない関係が出来ることが大いに予想出来ます。幸い、欠の上は河川から直接水が引け、下段の田んぼも今年は休耕してしまったのでそうゆう心配はありませんが、昔のことを思うと、水争いは地域社会の大問題だったに違いないと思います。

 農家の我慢強さ、忍耐力は現代のわれわれには想像出来ませんが、実家が農家の家内の父がシベリヤに8年も抑留されていて、「向こうの暮らしのが楽だった」という話は今でも耳に焼き付いています。田んぼを始めてみてシベリヤ抑留より大変な農家ってどんなものかと思いますが、水の心配などが現実見を帯びると義父の往っていたことは、並大抵の忍耐力ではないと分かってきたような気がします。

 日本の中山間地域は今も昔も変わりないのかどうなのか、地域差もあったでしょう。でもこれからの世界の食料供給状況を耳にする限りどんな場所でも農業の復活は必然ではないかと思います。
 食料がない時代を経験したことがない50代以下の我々には全く実感がわきませんが、田んぼをやっていると想像が出来るようにはなってきたように思います。供給過剰など夢物語の時代がもうそこに来ているのかもしれません。
 
posted by 水土の考現者 at 07:59 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年07月20日

田んぼの様子

 毎日田んぼに行くたびに稲が成長しています。相変わらず水口は芳しくなありませんが、全体としては隣の農家の田んぼに追い付いているように見えます。(笑)まるでウサギとカメです。もちろん私たちの田んぼがカメ、最初はもうとても追いつけないのではないかと思うほどでしたが、茎の太さでは十分勝っています。

 やはり水の管理です。これが難しい。これまでの行政が進めてきた圃場整備をしてきた人たちの気持ちが分かります。棚田を維持管理してきた農家の方たちの苦労はやはり想像しがたい苦労だったに違いありません。この田んぼはとても一人では出来ないと思います。毎日田んぼに来れる人はいませんが、何かあったら大勢の人が関わってくれる事は、人力に頼る事が多いい棚田では大変重要ですね。昔も、部落総出でいろいろな普請をしたのでしょう。

 私たちは、現代版「結い」の集まりとでも言えるでしょう。
posted by 水土の考現者 at 07:30 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年07月18日

田んぼの様子

IMG_3451.JPGIMG_3453.JPGIMG_3454.JPG
早植え、遅植えの比較田んぼ          早植え        遅植え

 このところの気温上昇で一気に分結し始めました。早く植たものと遅く植たものと違いがありますがこれからどのようになっていくか興味しんしんです。しかし早うえも遅うえも根もとの茎はしっかりしています。写真でご覧のように開帳型で良い姿をしています。

 今日は仲間なの田んぼを二つ見た来ましたが、牛島、梅の里田んぼは比較にならないぐらいズバらしく、欠の上が貧相見えますが、久野の棚田とすればそんなに卑下することもないと・・・

 まあ、これから又、様子も変わってくるでしょう。今年はすべての田んぼの様子を観察することが第一です。

 

posted by 水土の考現者 at 19:08 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2010年07月09日

田んぼ、畑いろいろ

 田んぼは、水漏れが2日に1回はあります。昨日、一昨日と2日朝の見廻りを怠ったら、一部に水が干上がりひびも割れていました。粘土分の多い、平地の田んぼでは中干しをしてひび割れるまでに4,5日はかかるでしょう。しかし、欠の上ではシルト質状(粘土より粗く砂より粘土分が含まれた土質)の土が現れます。左官屋としてはたたき土間にもってこいの土ですが、田んぼではだめです。まあ30年以上放棄され、尚且つ山合いの棚田なのですから仕方がないですがこれから粘土層を形成するのに何年もかかることでしょう。

 おかげで、草はほとんど生えていません。
でも、毎日田んぼの様子を見ていると、来年の水の経路が見えてきます。今年は秋起こしとともに水路の整備を再びすることにします。幸いだったのは、水は十分確保出来ることが分かったことです。

 畑はささむらさんの平和活動の為の畑の生り物が良くできています。枝まめが出来たら納涼大会をしようと言っていますからこちらは楽しみです。

 棉の畑は、全く肥料気がなく苗は大きくありませんが、それでもなんとか伸びてきました。梅雨が明ければ一気に大きくなることでしょう。

 棉の畑の隣では、Yさんがアイを育て、Iさんはトウモロコシ、ネギ、ゴマを撒きました。アイは荒れ地でも元気に育っています。
その他はちょっと、ちょっとですね。
でもめげずまだ空いているところに大豆を植えます。 
 
 まず、今年は収穫を問わず、只耕運を問うです。これは私の人生に多大なる影響を与えていただた塾の先生が学生の頃(大正時代の話)、中国からいらした農学博士の講演会で聞いた言葉だそうです。「不問収穫 只問耕運」(だったかな)さすが中国人てすごいと思います。日本は明治以降中国を超えたと思っていたことでしょうが、近代農業の行き詰まりを思うと、中国の思想の深さを改めて思い起こします。

 でも日本人にも市井の研究者には大変素晴らしい人がいるのですが、アカデミーからは全く評価されません。自然農法の先駆者は皆アカデミーに関係ない人ばかりです。おかしなことに海外ではものすごく評価されている人たちがいます。
 日本のアカデミーは欧米に追従しているのでもない、変な構造ですね。まあ、怒られるかもしれませんが、時代の政治と経済に支配されているのではないかと思います。独立性、独自性に弱い。素晴らしい先生は一杯いるのにと思うことしばしばです。アカデミーに所属していないものが言うことではないか・・・


 今日は、思いつくまま田んぼや畑の事を書き綴りました。
posted by 水土の考現者 at 18:50 | TrackBack(0) | 田んぼや畑