2009年12月31日

欠ノ上田んぼの測量

IMG_2988.JPGIMG_2985.JPGIMG_2984.JPG

 欠ノ上の田んぼの面積をはかりました。知り合いの鳶さんがボランティアで協力してくれました。方法はいたって簡単な縦横を図る方法とトランシットを使う方法ではかりました。田んぼは全部で10区画、一番大きいところで約4畝、一番小さいのは約0.3畝でした。

 全体では約2.7反と当初の見込みより大分小さくなってしまいました。一つには畔を平均1mは取っているので大雑把に計算してみるとやはり4畝ぐらい減っています。まあ仕方がないでしょう。
栗や柿もありいいところにはちがいがありません。
兎に角良い田んぼにすればまた貸してくれる田んぼもあるでしょうから来年は欲張らないでいいと思いっています。

 それより水の確保や水温の調整日当たりの悪い場所もあり、まずは「収穫を問わず只耕運を問う」のみです。
posted by 水土の考現者 at 15:57 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2009年12月17日

クローバーの芽が出た!

IMG_2982.JPGIMG_2983.JPGIMG_2981.JPG
菜花の芽                       クレムソンクローバーの芽
 
 クリムソンクローバーと菜花の芽が出ました。12月3日(月暦16夜)に撒いた種が万遍なく田んぼに芽を出しましたが、船原の田んぼでは芽の出方がむらがありました。やっぱり月の力かでしょうか、一番良く出そろっていたのは、レーキでならした田んぼでした。ちょっとしたことで違いが出てくるのだから田んぼは面白い。もちろん安易な結論も出さない方がいい。「生き物は頭で理解出来るものじゃない」と肝に銘じて謙虚に観察するのみ
 
 しかし、狙った通りなるとやはり快感です。植物は正直に自然のリズムに反応している訳で、人間は大脳が発達しすぎて?直観力が低下してしまったと思います。だから、本当は月の暦など見なくても体で感じたようにすれば植物の気持ちも分かり、百発百中なのでしょうけれどやっぱりそうゆう訳にはいかず、僕としてはいろいろな農法を見てきて、考えに考えて(ちょっと大げさか)行きついたところが「月のリズムは外せない」と言うことです。
 
 月との関係で大事なことが降雨量との関係です。僕が参考にして大いに役にったたのが「ブラッドリー曲線」と言う降雨曲線です。
その中で満月後中潮の時に吸水力がピークに達します。今年の籾蒔きも月齢16.5でした。但し、すべてはその年、その時、作物の種類によって違います。
 
 なので直観も大事で、暦的にはまだ大丈夫のようでも、日々の天候を見ているとちょっと早めにしようとゆうこともあります。でも後にしようとゆうことはありません。明らかに雨が予測出来る時、新月後には稲刈りをしませんから雨の降る前に作業を終えるということです。事実は百聞にしかず、何度か経験すると天気の様子がなんとなく予測できますから、それによって作業日に変更をします。
 
posted by 水土の考現者 at 18:06 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2009年12月14日

製材所の復活!

IMG_2939.JPG 小田原は木工の町だった!?いや、今でも木工の町のはずなのだが・・・自信を持って言えないほど小田原の木工産業は衰退している。私の子供のころ(40年以上前)はいたるところにサラダボールやお椀をつくるロクロを回す工場(コウバと読む)やそうゆう木工製品を入れる箱屋さんなどなど、実にさまざまな町工場があった。同級生には、サラリーマンの家庭は少なく、サラリーマン家庭はあこがれの的だった。

 そんな中、木を扱う材木屋さんも100m歩く通りに何件もあるぐらいいっぱいあったが、この数年のうちに瞬く間に材木屋さんの軒数も減ってしまった。私の同級生にも材木屋は2人いて、内1人はコンビニへと変身。もう一人の同級生は唯一残った製材をする材木屋だったが、ついに廃業してしまった。今年の9月に!・・・。

 これで小田原の木工産業(自前ですべてを供給することが出来た産業構造)が終わったと思いたくはなかったが、どうにも出来るものではなく暗澹たるおもいでいた。
 
 何とか出来ないものかと、県の林務課の担当者に、「県産材の家づくり」とか言って何も手当てできたないことを食ってかかったりもした。山には売れない木がある、これが売れれば製材所は必要不可欠の事業なのだ。しかし、住宅産業の急速な落ち込みにどうにも抗しきれず、私の力でどうにもなることでないと分かりつつも、なんとかなってくれと天を仰ぐばかりだった。

 ところが師走に入って製材所の(元)社長が知り合いの製材所(ここも実質製材はやっておらず建築業の傍らなんとか製材機械だけは残していた)を借りて出来るだけの事はすると言ってくれた。実は秦野で昨年伐った、新月材をいよいよ製材しなければならず、神奈川で唯一残った製材所に頼もうと思った矢先なので、本当に救われた思いでバンザイ三唱を上げたくなった。

 製材所の復活が何を意味するのか私の持論を展開したいと思うが次回にする。(おっと 肩すかしでごめんなさい)

 まずは頑張れ製材屋さん!!



posted by 水土の考現者 at 19:47 | TrackBack(0) | なりわい再考

欠ノ上

IMG_2955.JPGIMG_2954.JPGIMG_2953.JPG

 いよいよ欠の上の田んぼの作業がはじまった。参加者は17人、子供もいたので実質作業者は12人だったが、ひどく荒れた竹林も2/3がきれいに片付いた。もちろん本当は新月前に竹を伐るのが目的だったのだが、足の踏み場がないほど枯れた竹が折り重なり、どうにも予定どうりには行かず伐採までに至らなかった.
きれいに片付いた竹林は見事で、夏はここで子供たちが遊ぶのに絶好の場所になるに違いないと思う。

 参加者は、自分の田んぼをしたい人が4組いる。どのように割り振るかこれからだが、皆、張り切っている。自分の分は自分で自給することを目標に持つことはいいことだ。しかし、どうやっても自分ひとりで出来ないのも事実、いろいろの手助けがあって成り立つのが本当の姿なのだとおもう。田んぼが機械化によって個別の作業で出来るような現代農業では、助け合い補い合いは必要なくなったのかもしれない。田んぼが地域ごとの共同作業だった時代には、地主と小作の関係や田んぼの水争いなどいろいろの軋轢もあっただろうが、今の時代には敢えて人と関わりを持つ共同作業の場は必要なのだと思う。
posted by 水土の考現者 at 13:45 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2009年12月03日

欠ノ上の田んぼ

IMG_2932.JPGIMG_2933.JPGIMG_2931.JPG 
クリムソンクローバーの種         全景          菜花の種(青く見える小さな粒)
 

 月の田んぼが下曽我から久野欠ノ上に引っ越しします。こちらの田んぼ水田が4反、他栗と柿の林少しの畑地と素晴らしいところです。農の会の笹村さんが、小田原の里地里山再生事業のモデルの一つとして名乗りを上げたのが切っ掛けでした。最初は2反ぐらいの予定でしたが、良い意味で計画が変更になり4反まで拡大しました。月の田んぼの出来を見て私にやってみないかと声をかけてもらったのですが、大変うれしく思っています。

 そしてすでに、農の会から参加者を募集して数十名集まりました。初めての人もいますが、自給分のお米を作りたいと意気込んでいる人もいます。さまざまな立場の違いがありながら全体として一つとゆう、言いにくいが無理がない関係が出来ればと思っています。なんと言っても里地里山に囲まれた良い場所です。部分的に参加されたい方も大いに歓迎です。初めてのところで水の問題などいろいろ心配な点もあり、いささか緊張もしていますが、それ以上にワクワクしています。

 農法については笹村農法を継承し、月のリズムに従った方法ですが、 「月の農法」(仮称)を検証する為に実験計画も立てます。何より論より証拠からです。

 12月2日にクリムソンクローバーと言う赤い穂がきれいなクローバーと菜花の種を撒きました。この日は16夜です。夕方にはまん丸の大きなお月さんが出ていました。
3日は雨でした。種を撒いた後に雨、何か幸先よさそうです。
来年の春には黄色と赤色の絨毯が咲くでしょう。


 
posted by 水土の考現者 at 19:28 | TrackBack(0) | 田んぼや畑

2009年12月01日

収量10.88俵!

IMG_2062.JPGIMG_2174.JPG 

 籾すり機が調子悪く先週やっと籾すりを終え玄米になりました。玄米の状態の重量で収穫量が決められます。そこで出た結果はなんと1反当たりの収量で換算すると10.88俵になりました。有機農法で反収10俵以上と言うのは驚異的のようです。

 なんでそんなことになったかは、来年本格的に「月の農法」(仮称)の実験を待つこととして、やはり苗半と言われるように苗が非常に健全に成長したことは大きな要素です。その成長に影響を与えたのが月の暦に従った籾洗い、籾蒔きが影響していると思わざるを得ません。なぜなら、同じ圃場で同じ籾を撒きながらその成長に差がありましたし、何より不思議なのは根の違いです。土壌や水温の違いがほぼないので、根の違いにそれほどの差が出るはずはありません。
 
 しかし写真で見るように月の田んぼは根が白く健全な状態で、新月を過ぎてから籾蒔きをした他の田んぼの根は茶褐色になっていました。専門家によれば根をこのように白くするのはなかなか難しいそうです。この違いは何を意味するのでしょう。来年はこの根の状態の違いをよく観察してみたいと思います。私の頭の中では一つの仮説が浮かんでいますが、その確認は、来年の実験に待つことにします。
posted by 水土の考現者 at 17:10 | TrackBack(0) | 田んぼや畑